前立腺に関するさまざまな病気

 前立腺に発生する代表的な病気は前立腺肥大症と前立腺癌の2つですが、それ以外にもさまざまな病気が存在します。
発症例の多いものとしては、まず前立腺炎が挙げられます。前立腺炎には、急性前立腺炎と慢性前立腺炎の2種類があります。
その他、前立腺結石や前立腺結核、前立腺肉腫なども前立腺に関連する疾患です。この中では前立腺肉腫が最も稀で、しかも悪質な病気となります。

急性前立腺炎:急性前立腺炎とは何か

 急性前立腺炎は、青年期から壮年期にかけて起こる前立腺の疾患です。発症時は突然40℃以上の高熱を発し、悪寒などを伴います。
 さらに、ほとんどの症例で膀胱炎や後部尿道炎を併発しているため、各種排尿障害が起こります。  原因としては、大腸菌の感染が最も多いと言われています。尿道炎、膀胱炎からの感染経路が多く見られるようです。

急性前立腺炎:急性前立腺炎の検査

 急性前立腺炎の診断は主に直腸診によって行なわれます。急性前立腺炎は硬く腫れ上がり、熱を持ちますので、触診によって比較的容易に診断することができます。
実際の診断では、これに加えて尿検査・血液検査を行なえば、前立腺炎の診断としては十分と言われています。

急性前立腺炎:急性前立腺炎の治療

 急性前立腺炎の治療の基本は、安静と適切な化学療法です。患者の体質等によりますが、通常薬物の投与によって数日で熱が下り、症状が軽減します。
 ただし、一般に化学療法はこれを中断したタイミングで症状が再発するケースが多いため、注意が必要となります。


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